メールマガジン5号

2014.6.13に配信しましたメールマガジンです。
2014年も半分です。
先月は、森林に分け入って実験や足場のような鉄塔に登ったりとハイパースペクトルカメラの実験をほそぼそとやっていました。

そこで、今現在のハイパースペクトルカメラの研究開発に関して、複数回にわけてご紹介したいと思います。(週1回ペースを目標です。)

1.ハイパースペクトルは「RGBでは見えないものを可視化」する
皮下に埋め込んだ異物を外側から透視できるかどうかを実験しました。
近赤外光を使うと数ミリならば皮膚の中まで透過しますので、その光の性質を使ってみました。医療分野で役立つ技術になると期待しています。
ハイパースペクトルの特徴として、全波長を用いて特徴を抽出するので、蛍光物質を注射したり飲ませたりする必要がありませんので、その場でリアルタイムな計測が可能となります。

資料のURL: http://www.hokkaido-sat.co.jp/hsc-category/hyperspectral-report-category
タイトル: ハイパースペクトルカメラによる皮下の異物の検出

最近の医療用カメラは高解像度化が進んでおり、2K(※横2000ピクセル)画像が主流となりつつあります。最近では4Kのカメラも使われ始めているようです。
このような用途には高画素タイプで高速撮影が可能なハイパースペクトルカメラが有望と思われます。
 参考:HSC1803 – CL
 http://www.hokkaido-sat.co.jp/product/model-designation#cameralink 

2.高速ハイパースペクトルカメラの応用法:防犯・監視カメラへの応用

ハイパースペクトルカメラは1枚の写真の中に100バンド以上のスペクトル画像を撮影するため、通常のデジカメに比べると撮影時間が長くなってしまいます。しかし、これまでの研究によれば用途を限定すれば本当に必要なバンド数は、100バンドの中の数バンドに厳選できることが多いことが分かっています。
最初に基礎研究としてハイパースペクトルカメラで目的の対象物を撮影し、必要なバンドと解析手法を調べておきます。次の実用化段階ではそのバンドに特化したスペクトルカメラを作りこめばリアルタイムに高解像度のスペクトル画像を取得することができます。
北海道衛星株式会社では、基礎研究レベルからのお手伝いと技術コンサルティングを行っております。
参考1:HSC1803 – CL
 http://www.hokkaido-sat.co.jp/product/model-designation#cameralink
参考2:共同研究
 http://www.hokkaido-sat.co.jp/collaboration

3.ハイパースペクトルカメラのリモートセンシングへの応用

航空機にハイパースペクトルカメラを搭載した研究レポートを掲載ましたのでご覧下さい。
http://www.hokkaido-sat.co.jp/technology-research/technology-research-commentary/90-technologyresearch/commentary/95-airborne-remote-sensing 

最近は、無人ヘリにハイパースペクトルカメラと記録デバイス一式を搭載したシステムの開発も行っています。
基礎研究からシステム構築までのご相談を承ります。

また、「このようなスペクトルデータを見たい」などご要望があれば随時HPで紹介していきたいと思います。

それでは、これから暑くなる季節となりますが、ご体調に気をつけてください。

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