自動車のサビを可視化解析例

自動車に発生したサビをハイパースペクトルカメラで撮影し、サビの度合いがわかるよう解析を行ってみました。サビの腐食度合いを分類することで、外観検査などの基準を作り出すことができます。

画面中央にある「◁▷」をマウスで2つの画像を比較することができます。

撮影対象について

  • 撮影対象:弊社社員所有の自家用車(レガシーツーリングワゴン BH5 色:ホワイト)
  • 撮影場所:札幌市内屋外
  • 使用機種:HSC1803

撮影結果

撮影したデータより、「Body0」「Body1」「Rust0」「Rust1」「Rust2」の5つのエリアのハイパースペクトルデータを抽出しました。次の図に、抽出した箇所を印した画像を示します。「Rust0」「Rust1」「Rust2」を抽出したエリアに関しては、見た目からサビの具合が異なる箇所を選んでいます。
ドアサビ
ドアサビグラフ
平均グラフから、BodyおよびRustのハイパースペクトルグラフの形状が異なっています。
この平均スペクトルデータを教師データとし、ENVIによるSAM分類解析を行いました。ここでの教師データは、Rust0.Rust1,Rust2のデータを使用しています。
ドアサビ-SAM分類-
この解析手法を用いることにより、サビの状態を段階毎にレベルわけを行い、SAM分類を行うことによりサビの進行具合を可視化することが可能となります。

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